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コンビニATM急増中 コンビニエンスストア設置の現金自動預払機(ATM)が、統廃合が進む銀行店舗内のATMを尻目に急速に増えている。昨年末時点で13,000台近くに増え、間もなく14,000台を超える見込み。ただ利用件数が採算ラインに届いていないところも多く、一段の認知度アップが課題だ。 コンビニATMの初登場は1999年3月。旧さくら銀行(現三井住友銀行)がエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)内に設置した。その後、銀行やファミリーマー卜などが出資するイーネット、セブンーイレブンなどにATMを置くアイワイ(IY)バンク銀行、ローソン・エイティエム・ネットワークスが相次いで設立され、首都圏の店舗を中心に台数を増やしてきた。 銀行が合理化で減らした分の受け皿となり「新しいネットワークを作って利便性を高める」 (IYバンクと提携した新生銀行)動きも後押しした。「利用が多い給料日は買い物も増える」 (IYバンク)といった相乗効果もあるという。 金融機関から受け取る手数料が収益の柱のため、三井住友銀を除く各社は利用できる提携銀行の「品ぞろえ」に懸命だ。ローソンは全都銀との提携が完了。イーネットは23行と提携し地銀とのネットワークが最も広い。IYバンクはカードや消費者金融との提携が幅広く、武蔵野銀行、スルガ銀行とも提携の予定。 ただ一日の平均利用件数は「40件強」 (ローソン)などと、採算ラインに届いていないところが多い。銀行がシステム投資に慎重で提携が遅れ気味な上、「自行のATMは他行カード利用などの手数料が稼げる」(大手行幹部)として「コンビニシフト」を見直す動きがあるためだ。各社とも「看板などで存在を目立たせる」(イーネット)といった、地道なてこ入れを急いでいる。 |